メモ魔
数多くの会計事務所を見ていると、顧問先が集まってくる会計事務所と、
そうでない会計事務所の違いがいろいろと見えてきます。
成長する会計事務所の条件・セオリーみたいなものです。
それらを、このメルマガの中で、少しずつ紹介していきたいと思います。
今回のテーマは「メモ魔」です。
名南経営の創業者である佐藤澄男は、生前、船井幸雄先生が提唱していた
成功者の条件「勉強好き」「すなお」「プラス発想」の大切さを
何度も繰り返し職員に話していました。
この3つのなかで「勉強好き」について、船井先生が勧められているのは「メモ魔」になることです。
読んだ本のみならず、日常の仕事や生活の中で勉強になったこと、
気づいたことをこまめにメモにとることが極めて重要だと主張されています。
なぜメモを取ることがそれほど大切なのでしょうか?
ドイツの心理学者エビングハウスによると、人間は見たり聞いたりしたことを
1時間経つと6割忘れてしまうそうです。
そして、1日経つと7割忘れ、1週間経過すると8割忘れてしまいます。
せっかく勉強したことも日時が経つにつれてどんどん記憶から消えていってしまいます。
ですから、忘れないような工夫が必要になります。
そこで有効なのがメモすることです。
人間は頭で覚えたことより、体で覚えたことの方が記憶に深く刻まれるといいます。
ただ聞いたり、見たりしただけより、自分の手で書き留める、
つまり体を動かすことによって、より深く記憶に刻まれ忘れにくくなります。
次に大事なのはメモを読み返すことです。
短期間で繰り返しメモを見ることによって、記憶がなぞられ、より濃く脳に記憶されます。
学校で復習が大事だと言われるのも同じ理由です。
船井先生は毎日、一日の終わりにその日のメモを読み直し、まとめることを習慣にされているそうです。
私も勉強したことを手帳にメモしてますが、
電車待ちなどの空き時間があったらメモを何回も見直すようにしています。
すると体に染み込んでいくかのように、忘れなくなります。
また、メモをしたことは様々な場面で使えます。
顧問先への話のネタになります。
事務所での朝礼にも使えます。
セミナーで話す事例にもなります。
事務所通信などの原稿の題材にも使えます。
大前研一氏がメモをもとに大ベストセラー「企業参謀」を書いたのは有名な話です。
イトーヨーカ堂の伊藤雅俊氏やダイエーの中内功氏など成功者にはメモ魔が多いといいます。
会計事務所の先生においても、この法則は当てはまると思います。
成長している会計事務所の所長先生は、私の拙い話を聞きながらでも、メモを取っている方が多いです。
あまりメモをする習慣の無い方は、騙されたと思って1ヶ月でいいからメモ魔になってみましょう。
間違いなく効果を実感できる事を保証します。
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