みなさん、こんにちは。
MyKomonプロジェクトの大阪事務所の所長の浅井です。
私は、これまでに1000以上の会計事務所の先生とお会いしてきました。
数多くの会計事務所を見ていると、顧問先が集まってくる会計事務所と、
そうでない会計事務所の違いがいろいろと見えてきます。
成長する会計事務所の条件・セオリーみたいなものです。
それらを、このメルマガの中で、少しずつ紹介していきたいと思います。
今回のテーマは「職員のモチベーションアップ」です。
会計事務所の成長において、職員の仕事に対するモチベーションはとても重要です。
特に、ルーチン業務が多い仕事なだけに、
ほっておくと、ただ同じ仕事を繰り返すだけになりがちです。
いかに職員の「やる気」を引き出すのか?所長のリーダーシップが問われます。
職員のモチベーションを高めることを考えるのにあたって、
知っておいた方が良い理論に「ハーズバーグの動機付け・衛生理論」があります。
ハーズバーグは、人間には「不快を回避する欲求(衛生要因)」と
「成長し自己実現を求める欲求(動機付け要因)」の2つがあると考えました。
「不快を回避する欲求」には、「会社の経営方針」「上司の管理方法」
「給与」「対人関係」「作業環境」などがあります。
これらに問題があると、人は「不満」を感じます。
仕事に対するモチベーションは下がります。
ただし、問題が無いからといって満足を感じることはありません。
給与が低いことは不満につながりますが、
給与を上げたとしても不満が無くなるだけで、積極的なモチベーションにはつながりません。
「不満」の反対は、「満足」ではなく「不満ではない」ということです。
人は病気になって初めて健康のありがたみを感じますが、
健康の時にそれを感じることが少ないのと同じです。
一方、「成長し自己実現を求める欲求」には、
「達成」「承認」「仕事そのもの」「責任」「昇進」などがあります。
これらが満たされると、人は「喜び」を感じます。
仕事に対するモチベーションがあがります。
ただし、満たされないからと言って、不満に感じることはあまりありません。
平社員から課長に昇進することで、モチベーションが上がり、
仕事に対してやる気が沸いてきます。
だからと言って課長にならなくてもモチベーションが下がることはありません。
「喜び」の反対は、「不満」ではなく「喜びが無い」ということです。
たまたま入ったお店の抽選くじで海外旅行に当たれば、とてもうれしく感じますが、
当たらなかったとしても不満を感じることがないのと同じです。
この2つの要因を混同せずに別々のものとして捕らえることがポイントです。
職員1人1人に対して、仕事に対する「不満」「喜び」があるかどうかを考え、
「不満」があれば取り除き、「喜び」が無ければ与えてあげることが大切です。
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